【セキュリティ対策】安全なパスワードの作り方を知ろう!

【セキュリティ対策】安全なパスワードの作り方を知ろう!

インターネットサービスでアカウントが必要になることって多いですよね。しかし、面倒だからと言って、毎回「パスワード」を適当に作っていませんか?いつも単純なパスワードばかり使っていると、大切なアカウントが狙われてしまうかもしれませんよ。そこで今回は、セキュリティ対策で重要となる、5つの安全なパスワード 作り方をご紹介します!

そもそも「パスワード」って何で必要?

パスワードは、「アカウント」を守るために必要な暗証番号です。インターネットでは、サービス利用者を識別するための方法として、文字・数字を並べた「ID」を使用しています。しかし、IDだけで利用すると簡単に悪用されてしまい、個人情報が流出したり金銭的な損害が発生する危険性があります。そのため、ID登録者が作成した「パスワード」をセットで用いることで、アカウントが悪用されないように守っているのです。

5つの安全なパスワード 作り方とは?

セキュリティ対策でとても重要なのがパスワードです。さっそく、5つの安全なパスワード 作り方を見ていきましょう!

1.   単純なパスワードにしない

単純すぎるパスワードは避けましょう。言うまでもありませんが、単純なパスワードは流出する危険性が非常に高いです。「1234」「abcd」「password」など、あまりにも簡単すぎるパスワードを使用している場合は今すぐ変更してください。

2.   氏名や生年月日をパスワードにしない

氏名や生年月日など、推測しやすいパスワードは避けましょう。なぜかと言うと、Webサイトから個人情報が流出したり、身分証やIDカードを一緒に落とした場合、氏名や生年月日を元に不正アクセスされる可能性があるからです。そのため、自分と関連がないパスワードに設定しておく必要があります。

3.   同じパスワードを使い回さない

複数のWebサイトやサービスで、同じパスワードの使い回しをするのは避けましょう。その理由は、パスワードがひとつ流出してしまうだけで、他のアカウントにも被害が拡大するからです。そのため、パスワードはアカウントごとに被らないよう設定する必要があります。

4.   ローマ字・数字・記号を組み合わせる

パスワードは、ローマ字・数字・記号を組み合わせましょう。その理由は、文字を混ぜるほど組み合わせパターンが多くなるので、自動プログラムによる不正アクセスを防ぎやすくなるからです。パスワード登録のルールはサービスにより異なりますが、なるべく複雑な文字列にした方が良いと言えます。

5.   2段階認証を設定する

アカウントなどは、2段階認証を設定しましょう。2段階認証を利用すると、パスワードとメール・SMSに届く暗証番号の入力が必要になります。パスワードだけよりも安全性が高いため、2段階認証は積極的に利用することが推奨されているのです。

どうやってパスワードが破られる?

パスワードを突破する手口には、主に4つの方法が知られています。それぞれの手口について詳しくご紹介しましょう。

1.   パスワードリスト攻撃

パスワードリスト攻撃は、攻撃者が不正に入手したID・パスワードのリストを使用して不正アクセスする手口です。リストが入手できる理由は、流出したIDとパスワードがリストとしてダークウェブで売買されているからです。パスワードリスト攻撃は、複数のサービスで不正アクセスされる可能性があります。

2.   フィッシング詐欺

フィッシング詐欺は、実在する金融機関や大手企業などを装ってパスワードを盗む手口です。注意喚起の文章とURLが記載されたメールを送信し、リンク先の本物そっくりな偽WebサイトでIDやパスワードを入力させて情報を盗み取ります。フィッシング詐欺は専門家でも見分けが難しいと言われているため、不用意にメールのURLを開くと被害に遭う可能性があります。

3.   総当たり攻撃

総当たり攻撃とは、ID・パスワードの組み合わせをひとつずつ試して不正アクセスを行う手口です。考えられる組み合わせ全部をひたすら試すという力任せな方法ですが、自動プログラムによる処理なので時間をかければ突破される可能性があります。

4.   辞書アタック

辞書アタックとは、辞書に登録されている単語や人物名などを組み合わせて不正アクセスを試みる手口です。パスワードに単語や人名を使っている場合が多くありますが、これらは推測されやすいため、辞書アタックによってパスワードを突破される可能性があります。

パスワードが流出すると何が起こる?

パスワードが流出すると、ウイルス付きメールやフィッシングSMSの送信に利用される可能性があります。また、クレジットカードや銀行口座の悪用によって金銭的被害につながる恐れもあります。自分だけでなく、他の人にも被害が及ぶのがパスワードの流出なのです。

まとめ

今回は、安全なパスワード 作り方をご紹介しました。ぜひこの記事を参考にして、大切なアカウントのセキュリティ対策を行いましょう!